『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序』
「プリ5」も「エル・カザド」も画像キャプしている時間が無いので、先日観に行った『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序』の感想でお茶を濁します。
ちなみに、mixi日記からの転載です。(コメント含む)
微妙にネタバレしてますよ。
と言う訳で、昨日観てきた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序」です。
10年ぶりのエヴァ。懐かしさと新鮮さが入り混じる不思議な感覚でした。
まずは、映像に圧倒されましたね。「エヴァスタッフが現在のアニメ技術で制作すると、こうなるんだぞ!」と言わんばかりの画面作りでした。
TV版で作画に不満があった3、4話のエピソードも、全面的に作画が直されていたのは嬉しかったですね。
そして、クライマックスの「ヤシマ作戦」。ここまで大幅な改定が為されているとは思いませんでした。
確かに、使徒ラミエルはCGで描くにはもってこいの素材でしたしね。
ストーリーについては、TV中盤から主題になってくるシンジの「内面の悩み」が最初から出てくるのは、ああやっぱりなと思いましたが、観終えてみると、TV版そして前の劇場版の時と何かが違う。
結論から言うと、今回の庵野監督は「大人の視点」を獲得しているのではないかと思いました。
10年前は、ミサトにしろゲンドウにしろ、「大人になれない大人」「大人を演じている大人」という描かれ方をしていて、それはそのまま庵野監督自身のコンプレックスの表れだったと思います。
でも今回の映画では、ヤシマ作戦においてエヴァに乗ることを拒否するシンジを説得するミサトのシーンが追加されていて、この辺りのミサトの行動や言動は「大人」していると思いましたよ。
そして作戦時、一度目の射撃失敗のため、シンジが使用不可と判断して切り捨てようとするゲンドウに対し、「自分の息子を信じてください」と説得するミサト。それを承諾するゲンドウ。そして、二射目を行うために根性を見せるシンジ。
このノリは、10年前のエヴァには無かったテイストです。
だから、ラストの「笑えばいいと思うよ」で笑顔を浮かべるレイのカットは、今までで一番感動的でした。
(前の劇場版の時は、貞本さんが力入れ過ぎた作画をして、かなり浮いていたものなあ)
そして、アスカは出てこないのに、やっぱり出てきたカヲルくん。しっかり、「月面」でしたね。
で、スタッフロール後の次回予告。
‥‥エヴァ六号機??
何か、次回「破」は今回以上の改訂が行われるようですよ。
まさに、「サービス、サービス~♪」ですね(?)
そして、影も形も出てこないアスカ‥‥(旧アスカファンとしては、ちょっと複雑)
余談。
シンジのミュージックプレイヤー「S-DAT」は、今回は絶対「ipod」の進化版だと思ったら、あえて「S-DAT」のままでしたよ。
コダワリですねw
R氏のコメント
>今回の庵野監督は「大人の視点」を獲得している
それは自分も感じました。
ミサトさんの描き方は、明らかに変化していますね。
やっぱり結婚したことが大きかったのかなw
それと、半ば自分の内面を投影するような感じで作っていた前作を、
10年の時間経過を経て客観視できるようになったのでしょう。
ただ、「序」は、まだ旧作のストーリーをトレースしている段階。
真価が問われるのは、これからとも言えます。
でも、スケールアップしたヤシマ作戦は見応えありましたね。
ラミエル最高w
R氏へのレス
>Rさん
10年前のエヴァは、庵野監督自らの内面の赤裸々な告白でしたからね。それが却って同じようなコンプレックスを持つ人や精神的に未成熟な少年少女の心を魅了して、あれだけのブームになったのでしょうけど。
だから、「公人としての義務と責任」にこだわる富野監督などは、エヴァを毛嫌いしたのですよね。
>やっぱり結婚したことが大きかったのかなw
そうですね。漫画家としての創作活動と主婦としての日常生活を矛盾なく両立させている夫人の姿を見て(女の人はそれが出来る)、何か得るものが有ったのでしょうね。
自分の経験から言うと、結婚すると確かに「地に足の着いた生活」を実感するようになります。その反面、「夢」は無くなります。どちらがいいのでしょうねえ??
>真価が問われるのは、これからとも言えます。
そうですね。己の作品を客観視できるようになったことで、今度こそエヴァと言う作品を「エンターテイメント」として完結させてくれることを期待します。(10年前のエヴァも、前半は1級のエンターテイメント作品だったのですけどねw)
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『Yes!プリキュア5』第31話「のぞみとココのラブレター事件!」
何とかしたいものです‥‥。



ミルクと仲直りし、元気にりんちゃんと登校するのぞみ。‥‥と、小々田と女生徒の密会を目撃。


女生徒が渡すラブレターを受け取る小々田を見て、のぞみ、乙女モード突入です!



あ、何かやってる。‥‥ピンキー集め、コレット‥‥、忘れてたよ!(ぉ そして、ここにも忘れている乙女が一人。そして、渦中の人、小々田登場。



小々田が貰っているという大量のラブレターを見せるミルク。ナッツも貰っていると聞き、心配顔のこまち。フラグ健在です。
「オレは



しかし、こちらは安心どころではありません。小々田がすべての手紙に返事を書いていること、それを隠していたことにショックを受けるのぞみ。



と言う訳で、のぞみ、前回に引き続き、敵前逃亡です。あ、女の子走りしてるや♡ それを追うりんちゃん。
このところ、のぞみのパートナーの座をうららに奪われていましたが、こんな時はやっぱり幼馴染の出番です。
でも、のぞみはりんちゃんの腕を振り払って行ってしまいました(´Д`)


そして、お気楽を装う小々田を鋭く見つめるナッツ。
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genre : アニメ・コミック
忙しい‥‥ (ー.ー")
ですので、またしてもレビューが遅れそうです。
今週は「プリ5」も「エル・カザド」も面白かったので、早くレビューしたいのですけどね。
申し訳ありませんが、また週末にまとめてレビューすることになりそうですm(_ _)m
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『エル・カザド』第23話「惑う女」
どうにかして、ペースを取り戻したいものです。
とりあえず今回は、簡易版+αの形式でレビューしたいと思います。
あらすじ:

エリスの発動に巻き込まれ、負傷してしまったナディに、ブルーアイズは秘められた魔女の秘密とローゼンバーグの目的を話す。過去の確執を超え、互いの真意を確かめ合うナディとブルーアイズだったが、エリスはナディをこれ以上巻き込むことを恐れ、ひとり姿を消してしまう…。
みどころ:
今回のブルーアイズさん。



やたらと胸元のインカローズを映すので、つい目線が胸元に‥‥って、デカイなあ~(〃∇〃)
今回のリリオ&エリス。


可愛いですね、ハイ。
ナディとブルーアイズのコーヒーコント。


ブルーアイズさん、お茶目ですヽ( ´ー)ノ
今回の大物。


野沢那智老人再登場。そして、ショッカー首領初お目見え。
ナディの本心。

「私はずっと自由だった。一人ぼっちだったから。(中略)私は欲しかった。支えてくれる人が。ずっとね」
今回の変態くん。


愛しのエリスから駆け落ちを申し込まれ、幸福絶頂の変態くん。


しかし、所詮は変態。あまりの変態ぶりにすっかり引いてしまって、変態くんを置いて去っていくエリス。哀れ、変態。
今回のクライマックス。



ナディを慕うが故に、彼女を傷つけまいとナディから離れようとするエリス。それを引き留めるナディ。



「こんなにちっちゃいくせに、一人で大きいこと考えて。あたしの身にもなれ。ウィニャイマルカへ行こう。その為に今まで旅してきたんじゃない。あたしは決めてるんだからね。あんたを全力で守るって。だから心配いらない。魔女の力なんかどうでもいい。ウィニャイマルカへ行けば、探してた答え、分かるかもしれないんだからさ。大丈夫、何があっても、あたしが傍にいる。あんただけに辛い思いはさせない。‥‥オッケー? 相棒」
「‥‥イエッサー‥‥」
そして黒幕登場。



ついにナディとエリスの前に姿を現すローゼンバーグ。物語は、いよいよ佳境です。
感想:
思えばこの「エル・カザド」という作品は、「NOIR」「MADLAX」に続く美少女ガンアクション・シリーズ第3弾ということになっているけれど、過去2作品のように殺しやアクションに主体を置かず、あくまでナディとエリスの「絆」を描き続けてきたのですよね。
そのクライマックスと言えるのが、今回のラストでの二人の抱擁シーンとそのセリフ。
百合と言えば百合だけど、心打たれるものがありました。「いいヤツ」のナディと、純真なエリス。二人が互いを必要とし、必要とされていることを再認識する大事なエピソードでした。
だから、今回の「イエッサー」は今までで最高の「イエッサー」でしたね。

そのことは、このOPの二人の笑顔のカットで、最初から決められていたことだったのですよね。
残すところ、あと3話。二人の旅路にどのような決着がつくのか、心して見たいと思います。
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『Yes!プリキュア5』第30話「ミルクの決意とみんなの力!」
どうにか、次回放送前にレビューできました。


さて、またも食い物をめぐってケンカののぞみとミルク。



こんな時、どっちつかずの返答しかできない小々田。そして、相変わらずミルクに甘いみんな。



話がミルクのお世話役見習いのことに及んだ時、のぞみの不用意な一言が対立をより深めてしまいます。そして、自分自身の「夢」を持たないのぞみに対して、「自分の夢を持っていない人に王国の未来を託したくないミル! ‥‥のぞみは、プリキュア失格ミル!!」



一方、ナイトメア本社では、必死のアラクネアがカワリーノに、以前にギリンマが使った「アレ」の使用を申し出る。その様子を、蔭から見守るブンビーさん。
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お詫び
何とか、今日中には「プリ5」だけでも更新したいと思うので、申し訳ありませんがご了承ください。
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『エル・カザド』第22話「目覚める女」



さて、相も変わらず三食昼寝女付きの隠棲生活をエンジョイしているローゼンバーグですが、意味不明の詩(?)を口ずさみながら、拳銃を取り出します。そこには、何かを決意した様子が‥‥。


一方、エリスのためにウィニャイマルカを探索するナディは、何かを知っているらしい老人を見つけます。



ところがこのじーさん、耄碌しちゃっているのか、喋ることは意味不明のことばかり。しかし、そのじーさんの口から「魔女の村」という言葉を聞き、ビックリのナディ。詳しく話を聞きます。



そこへ、例によって変態くんがエリスの前に現れます。様子がおかしいのは(普段からおかしいけど)、またしても操られているようです。


エリスに、ある方向を指し示す変態くん。それは、じーさんが言う魔女の村と同じ方向だった。


この写真の女性が、亡くなったじーさんの奥さん。何でも、この奥さんは魔女の村出身だったとか。奥さんには大した魔力は無かったけど、本物の魔女には大きな力があったと語るじーさんに、ナディはその力を悪用されることを懸念し、聖書に出てくる悪魔「リヴァイアサン」を連想する。


その会話を盗聴するブルーアイズさん。組織を抜けても、盗聴癖は治らないようです。そして、引き返すことをナディに忠告して去っていくじーさんの後姿を見つめるナディ。「何かわかった?」とエリス。



ウィニャイマルカの場所が分かったと言うナディに、笑顔を浮かべて飛び付くエリス。今回もいい百合ですね。ナディもまた、じーさんの忠告を心に留めながらも、愛するエリスのために、最後まで彼女と行動を共にすることを誓うのだった。