『ゼーガペイン』最終話「森羅万象(ありとあらゆるもの)」



血の通った肉体を持つキョウがゼーガペインを操縦する。それを喜び、また悲しむシズノ。



二人の回想。人類が実体を取り戻す夢を語るキョウだが、ただの量子データであるだけの自分は人間になれないと告げるシズノだった。


そして第1話の冒頭、命を失うキョウ。

あれ、アビスまだ生きてたの?


クリスとメイイェンの狙い。それは、オケアノスを自爆させてジフェイタスを破壊することだった。自分たちの身の危険も顧みず。



舞浜サーバー内。リョーコとの友情を確信して死んでいくシン。


破壊されるジフェイタス。しかし、ガルズオルムは滅んでいなかった。デフテラ領域の増大は止まらない。


クラウドにテレポートしてくるアルティール。ドライダメージの酷いクリスとメイイェンをイゾラに託す。


キョウとシズノが考えた作戦。それは、クラウドのデフテラコアを北極の基幹サーバーに撃ち込むことだった。


だがそれは、二人のひとまずの別れを意味していた。



「キョウ、大好きだったわ」「俺もさ」触れ合えない手と手。

システム内部に侵入するシズノだが、セキュリティに阻まれる。



一方、外部では実体を持った者同士の肉弾戦が繰り広げられる。燃える!



シズノの加勢に駆け付けたのは、ミナトを始めとするセレブラントの面々だった。


ラストバトル。アルティール必殺の「舞浜シャイニングオーシャンパンチ」が火を噴いた!


「アビス、戦いの終着駅はここだっ!!」



破壊される北極サーバー。地球からデフテラ領域が消えていく。戦いは終わった。


舞浜サーバー内。キョウママ初登場。


キョウ妹も初登場。なかなか可愛いじゃん。
ちなみに彼女の名前はミサキ。



ミナトの生足を愛でるコーナー。ドライダメージは修復されたようです。ありがとう、シマ司令。



舞浜に二学期がやってくる。サーバー容量が増大して、ループ期間は1年になっていた。



ルーシェンとメイウーも無事でした。ルーシェンはともかく、メイウーの制服姿似合ってるな。


そして、シズノも実体化可能であることを発見した二人は彼女に告げるが、シズノはキョトン??
彼女は記憶を失くしていた。

でも、シズノの無垢な笑顔が眩しい。


現実世界。唯一の実体を持つ男、ソゴル・キョウ。


この世界のありとあらゆるものと向き合う気持ちを持ったキョウの笑顔も眩しかった。


現実の大空を飛翔するアルティール。物語は終わった。



これで見納め。カミナギ・リョーコを愛でるコーナー。
‥‥そして、何年後か分からない未来。



自然の水を飲むリョーコの姿は、実体化された証か?
「早く生まれておいで。世界は光でいっぱいだよ!」
‥‥な、な、なな何ぃぃ?? キョウ、お前孕ませやがったのか???
でも、リョーコが幸せならそれでいい。
これもまた、ハッピーエンドの一つの形。
‥‥以上、ゼーガペイン、終わりました。
この作品、始まった当初は「?」な部分も多かったけど、世界の秘密が明かされた当たりから俄然面白くなって、今期で一番ハマッたアニメになりました。
人類がすでに全滅した世界。量子サーバー内の仮想世界。そこで生きる幻体。
これら斬新な設定は、パターンが出尽くしてしまった感のあるロボットアニメに新風を送り込んだと思います。
夢と現実、現実と夢、一瞬と永遠、色即是空、空即是色‥‥。これらのテーマも深いものがありましたしね。
それに何より、登場人物たちの造詣が良かった。
ゼーガペイン、忘れられないアニメになりましたよ。
‥‥しかし、ゼーガが終わってしまって、このブログのメイン記事も無くなってしまった。
密室日記の明日はどっちだ!?
何か欲しいものはありませんか?
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