密室日記

ハッと気がつくのぞみ。そこには、ニコニコ笑顔のみんなと、美味しいご馳走が。
‥‥って、これは何のエヴァ弐拾六話ですか！？

食欲娘ののぞみは、もちろんご馳走に飛びつくが、ふと、ポケットのキーホルダーが気になる。
しかし、それが何だか思い出せないので、とりあえずは「いっただきま～す♪」

でも、やっぱりキーホルダーが気になる。しかし、みんなは、そんなことは気にしない、とニコニコ笑顔。
ここは、絶望したプリキュアたちが辛い現実から逃れるために作り出された空間。そこから脱した者は、過去に一人もいないと言う。


そのキーホルダーの鈴の音に導かれて、ココは空間を漂うドリームを発見。小々田の姿になって、ドリームを抱き止めます。

絶望の仮面を付けたドリームを見、小々田「目を覚まして‥‥のぞみ‥‥」


やっぱり、何か大切なことを忘れていることに気づくのぞみだが、みんなは相変わらずニコニコ。「友達」なのだから、一緒に仲良く楽しく笑い合っていればそれでいい。それが「友達」なのだから‥‥。

しかし、のぞみはキーホルダーに込められた小々田のメッセージに気づいた！　「楽しいだけじゃ駄目なんだよ！　‥‥一生懸命頑張れって、教えてもらった！！」

そして、のぞみに小々田の声が届いた。声を返すのぞみ「ココーーーっ！！」


そして、絶望の仮面にヒビが入った！


気が付くと、のぞみと小々田はお花畑の世界へ。
「おめでとう！」パチパチ（拍手）ってヤツですか？？

小々田「もう二度と、会えないかと思ったよ‥‥。無事で良かった‥‥」　と、のぞみを抱擁。
キャー、もう見ていられませんわ！　草尾さんったら、甘い声出し過ぎ！

のぞみ「聞こえたよ、ココの声。ココが呼んでくれたから、大切なこと思い出せたの‥‥」　もはや完全に二人の世界です。
「私にはやりたいことがある。叶えたい夢があるんだって‥‥！」　愛ですね、愛。


そして、ついに絶望の仮面は砕け散り、ドリーム復活！

後は、二人のラブラブパワーでみんなを助けるだけ。


「みんな、迎えに来たよ！」　しかし、みんなは絶望に囚われたまま‥‥。

みんなの態度に動揺するものの、キッと眉を上げるのぞみ。

「無理じゃないよ。5人一緒なら、無理なことなんて何も無い！」　そして、5人で手を繋ぐみんな。

のぞみの温かさが、友達を想う気持ちが、みんなに伝わっていく‥‥。

そして、りんちゃんが目を覚ました！　かれん姐さんも！

こまちさんも！　うららも！

「これからも、一緒にいてくれる？」「もちろん！」「一緒に夢を追いかけよう！」


そして、希望の光に包まれ、プリキュア5、全員帰還！　これには、デスパライアさんもビックリです。


本部を破壊しないため、戦いの場をコロシアムに移すカワリーノ。そして、ギリンマコワイナーの登場です。

相変わらず強いギリンマに苦戦。ルージュ、身を挺してドリームを守ります。

「どんな目に遭ったっていい！　あたしはのぞみと一緒にいたいのよ！」　と、親友としての本心を叫ぶりんちゃん。うららも、夢を応援され、笑顔を取り戻します。

損な役回りをさせられると指摘されるこまちに、「それが、こまちの優しさよ！」　と返すかれん。
そのかれんに対しても、「かれんは一人じゃない！　‥‥一人になんか、絶対にさせない！」　と、こまちも絶叫。

「5人一緒なら！」「何でも出来る！」

しかし、カワリーノはギリンマをさらにパワーアップ。苦戦しながらも必死にココたちを守ろうとするドリームに、ミルク、初めて本心から謝ります。「ごめんなさいミル‥‥」　これで、少しはミルクの評判も上がったかな？？

パルミエ王国復活のために、必死に戦うプリキュアたちに、ミルク、感極まります。

「みんなで一緒に蝶の飾りを作るミルーっ！」　ミルクが叫んだ時、キャリーバックから光が飛び出し、上空に巨大な玩具出現。何だかよく分からないけど、とにかくやってみよう、と順応性の高いみんな。

「夢と希望の力と共に！」「五つの光よ、今ここに！」

と、プリキュアたちが光に包まれて上空へ上がって行きます。そして、玩具の上にプリキュア5登場。

「プリキュア！　ファイブエクスプロージョン！！」

これは何の科学忍法火の鳥ですか？　ともかく、プリキュア新必殺技の前に、ギリンマ昇天です。（合掌）


あっ、UFOだ！　‥‥って、そのまま学園に帰ってきてしまいましたよ。そして、プリキュアたちの胸には玩具から放たれた光が宿って。これで今後はいつでも玩具呼び出せるんですかね？

ミルクのプリキュアを助けたいという気持ちのお陰とココに言われ、ミルク、デレ。「みんな、無事で良かった」　と、みんなも笑顔。


そんなプリキュアたちに、脅威を感じるデスパライアさん。「伝説の戦士プリキュア、危険極まりない存在だ‥‥。‥‥クララのバカっ！」


そして、ナッツハウスでは、蝶の飾りが完成しました。相変わらずのぞみに悪態をつくミルクですが、本当はみんなと一緒に作りたかったという本音を突かれ、赤面。

みんなの心からの笑顔に、ミルクも笑顔を浮かべます。
かくして、シリーズ最大のピンチは、ミルクの笑顔で締めくくられました。

と言う訳で、絶対的なピンチを、友情と信頼、そして夢と希望で乗り切ったプリキュアたち。
ベタと言えばベタな展開ですが、それでも素直に感動しました。
「希望」は「絶望」に勝利する。
こういったメッセージを、本来の視聴者であるお子様たちに届けることは、非常に重要なことです。
現実の世界は必ずしもそうではないけど、子供の内から絶望してしまっては、世の中闇ですからね。
もう一つ、大事なメッセージが、ただ一緒に仲良く楽しくやっているだけが「友達」では無い、ということ。
そんなのは、上辺だけの友達でしかない。共に苦しみを分かち合って、頑張って困難を乗り越えていくところに、真の友情は生まれる。
こういったスタッフからのメッセージが、お子様たちにしっかり届けばいいな、と思います。
単なる女の子アクションのキャラ萌えアニメではない、これがプリキュア・シリーズの魅力ですからね。
と、真面目なことを書いてみたｗ

しかし、ラストの展開は、完全なる玩具販促シーン。
まあ、スポンサーの玩具が売れてこそのアニメシリーズですからね。
大人の世界って嫌だなあ。
でも、こういった販促をストーリーの山場に巧みに盛り込んで、こういった感動的な内容に仕立てたシナリオの上手さに、改めて脱帽です。

ちなみに、今回の作画監督はキャラデザの川村敏江さん。
前回以上の超美麗作画に、もう全カットキャプチャしたいくらいでしたよ。
でも、それだったら「ニコニコ動画とかで本編映像を見てね」の一言で済んでしまうので、画像は極力抑えたつもりでしたが‥‥ちっとも抑えてないじゃないか！
何と、1話で100枚超え‥‥。やりすぎた‥‥。

ちなみに今回の更新作業、実は昨日に始めていたのですが、あまりに濃い内容に作業が一向に終わらず深夜になってしまったため、翌日の仕事に支障が出てはいけないので、一時中断し、本日完成となりました。
またしても遅れてしまってスミマセン‥‥。

【オマケ】

本編終了直後に、さっそく玩具のCM。バ○ダイの販売戦略、恐るべし。
‥‥あ、この娘、ちゃんとヘソ出ししてるなｗ

何か欲しいものはありませんか？



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